BRM904千葉600喜多方

今週末の乗鞍ヒルクライムの次は、BRM904千葉600喜多方に参加の予定。出られそうな600以上はこの後ないし、ブルベはこれでWSR+αを走ったことになり目標達成なので、今年はこの600が最後のブルベになるはず。



9月は気が付いてみたら目白押しになっていて、600の後、11日はMTBでトレイルに、19日は王滝SDA100キロ、26日はターンパイクのヒルクライムです。ん〜、また家族から顰蹙を買いそう(汗

この600ブルベは、面白いことに金曜夜12時に手賀沼横の道の駅しょうなん発のよう。まだ細かく考えてないのですが、夜走って距離を稼ぎ、暑い時間帯に少し仮眠で行こうかと思う。おそらく喜多方付近での休憩だろうか。あまりいい場所がなさそうなので、計画的にしておかなくてはなりませんね。

前回の千葉600のように6,7時間も睡眠にはならなさそうなので、走所要時間は短めになりそうです。

BRM612千葉600

6月12日、4時半起床。5時過ぎに自宅をパジェロで出発。
今日はかなり気温が高めになりそう?東京湾横断道路の吹流しは南風強めと、とりあえず茂木あたりまでは追い風の良い感じかな?

袖ヶ浦海浜公園には6時前に到着、スタート前、昨年偶然脚がそろってずっと一緒にトレインでほぼ500キロを一緒に走った、千葉のCannodaleのシナプス乗りの石橋さん、マドンの長谷川さんと一年ぶりの再会。お二人ともこれでSR確定とのこと。おめでとうございます!
あ、私もこれでSR1個目は確定なのでした〜。

7時15分、ウェーブスタートの第3波でスタート。昨年偶然一緒になってずっと一緒に走った千葉の石橋さんとしばし歓談したりしながら走りますが、7キロ程先の信号で切れてしまいました。



幽谷通りの林道で10分前?スタートのinainaさんに追いつきますが、4週連続600キロ達成中のinainaさん、マッタリ目に走っておられて、しばらくするとまた1人旅。そのままPC1へ。ここまで大体30キロオーバーのハイペース。でもこれが後々良く無い結果を。。。
私より15分前か10分前にスタートしたmoekoさんも、シンさんと一緒に既にPC1到着されてました。
moekoさん、なにげにしっかり速くなって、SRの貫禄出てきてますね〜。
私はまだ余裕だったので、先を急いで水分だけ補給して速攻でPC1をスタートします。

そしてPC2ではなんと!拾ユキさんに捕獲?されました!
拾ユキさんからはお菓子の差し入れを頂きました!ありがとうございました!
その後PC2で歓談していると、FRTのピクサーさんもあのK澤さんとPCインしてきます。
暑さもあって、しばらくここでマッタリしますが、トイレの間にすでにピクサーさんがスタート!
それを追いかけるようにして、K澤さんと同時にスタート。あの伝説のK澤さんですので、どんだけ速いのだろう??と思ってしばし後ろを走りますが、ゆっくり走っておられたので、流れでそのまま前へ。。。また独走です。だんだんと暑さがきつくなってきてましたが、そこそこのペースでガシガシ走ってPC3には1時前に到着。 気温が上がって来ていて、相当な暑さで塩まみれ。。。どうも、PCでの休憩が長く、区間ラップが早くという、イケナイ走り方になって来ているような気がしながら、1時少し前にPC3イン。

PC3ではもりもりさん、キョウコさんからスイカに梅干、どらやきの差し入れを頂きました〜!元気になった気がしましたが、実際はこの時点で相当に熱中症気味だったようで、どうやら胃がやられているよう。全く食欲がありません。 どうりでK澤さん、ゆっくり走っていた訳です。。が、すでに遅し。

不動峠道祖神を越えて次のPC4までは70キロ程度ですが、PC3に1時前に到着、PC5は4時41分なので、4時間近くもかかりました。。道祖神峠では、芍薬甘草湯を飲んでいたのに右内腿が強烈に攣り、途中、暑さでたまらず2度、長時間のコンビニ休憩で冷えたミネラルウォーターを頭からジャバジャバ浴びます。都合1時間以上はそんな感じでぐったり。



ところで今回助かったのは、コンビニで売ってる生茶の冷凍ボトル。。これ、ジャージのポケットに入るし、割りに長時間凍ったままでいてくれるので、ボトルの水を移して飲むと結構ななりの時間冷えた状態で飲めます。

グッタリ休憩中のコンビニで、5分後にスタートのマドン長谷川さんを発見。追いかけてもてぎまで一緒に走ってPC4は6時前の到着。ここでは大休憩を取って回復を促しますが、相変わらず殆ど食欲はなく、PC4で買った胃薬に、おにぎり一個と速攻元気のゼリーだけを詰め込みました。

PC4を出てすぐから、TREKに乗ったヒルクライマー系の田中さんと言う方と合流、3人でトレイン形成、田中さんはまだ元気で(若い!)、ゲッソリした私と長谷川さんのペースを引いていただいてしまいました。TREK田中さん、富士HCは18分だったそうで、なんと後で聞いたらメカトラでアウター縛りだったにも関わらず、もてぎ以降、上りもまだまだパワフルでした。

仮眠ポイントまで、途中PCが一箇所ありましたが、そこでもスパゲッティミートソースを食すも半分しか食べられず。。。
白桃ゼリーの桃部分だけを何とか詰め込んでおきました。緑色の袋に入った粉末胃薬も買って、飲んでおきます。これは結構効いてくれました。

夜で気温が下がって少し元気になってきたものの、400キロ地点の仮眠ポイントであるPC7までのレグは意外に向かい風で、速度も30キロ弱程度がいいところ。少しの上りでも内腿が攣る状態はあまり改善せず、相変わらず夜で何も見えない単調なルートですが、先頭交代しながら淡々と走り続け、1時54分に400キロ地点のPC7、仮眠ポイントまで到着〜!!やった!もう気分はゴールって感じです。
PC7ではスタッフさんによると4番手とのことでしたが、順位なんかよりとにかく風呂と睡眠が優先。とはいえ何かお腹にいれようと、私はざる蕎麦を買うも、やはり半分しか食べられず、そそくさと裏手の太陽の里へ。。。チェックインして風呂で体重を量ったら、なんと4キロ以上も減ってました!!自転車乗り始めの頃でも経験したことの無い体重減。。水分はたっぷり補給したはずなのに、食べ物を取らなかったから?とにかくびっくりでした。。いかんなあ。

太陽の里のお風呂で他の二人を見失ってしまい、朝のスタート時間を”6時くらいですかね?”程度でしっかり確定せずに仮眠室で眠ってしまったのでした。。。で、起きると何と6時半!!あちゃ〜。。こんな時に大寝坊かよ(驚。。。

外に停めたバイクを見ると、どうも自分のしかないみたい。。当然先に行っちゃったかな?と思いながら、慌てて身支度をして会計を済ませて外へ出ると、自分の見間違いで3台とも鍵で繋がれておりました。

そうなると2人はまだ中?しかし自分はもう外にでてしまったので、仕方なく、入り口のあたりをしばらくウロウロして2人が通りがかるのを見つけて無事スタートとなりました。ヨカッタ〜!


PC7のファミマにもどり朝飯です。食欲も多少戻って、ハンバーガーを食べる事ができました!ウレシ〜!!
しばらくして補給を終わると、シンさんが現れた!シンさんも太陽の里で仮眠をされていたそうでした。 お元気そうで何より(笑

しかし寝坊のおかげもあって、普段と変わらないくらいの睡眠を取れたので、600というより400と200の連荘という感じになってきました。 PC7をあとにしたのが午前8時。。当初予定より2時間は遅れてるのですが、まあ臨機応変という事で(笑

この日は北西の風?ゴールまでの大半は向かい風です。でもすっかり脚も元に戻ってきたので、このあとゴールまでの200キロはほぼトレインの先頭を牽きました。
暫くすると、胃もすっかり元気になってきて、食欲が出てきたので、先日ESTの房総ツアーでPineさん、拾ユキさん達に連れて行って頂いた、白浜のPC前にある「くじら屋」で、ぼろっき〜さんが食べていたのが羨ましかった「くじらカツカレーと竜田揚げのセット」を頂きました。ご飯はそれでも残してしまいましたが、体が塩分を欲しがっていたようで旨かった〜!


白浜のPCの後、K218号のルートが新しいルートだったのですが、これが最高のトレーニングコースでした。PT履かせてくればよかったと後悔しきり。5から8%程度の適度な斜度と綺麗な路面、逆位相のペダリングを意識しながらシッティングでぐりぐり上り、富士HCでは10分以上私より記録のいい他のお二人を大きく引き離して頂上へ!(でも田中さんはアウター縛り)

頂上では東京湾の絶景のご褒美もお約束。

ここからはビンゴバーガーまで一気に下ります。 北海道のような一直線を追い風で走りぬけ、



この後はお約束のコースで鹿野山を登り、



下って、風向きも追い風になって、湾岸の通りでは時折50キロまで上げて巡航、17時40分、34時間45分(のはず)で無事ゴールできました。







今回はとにかく「暑さ」でやられた600キロでした。これまでどちらかというと4月の宇都宮など「寒さ」にやられたブルベばかりだったのに、もういきなり真夏の気温なんですね〜。その中で600キロを走るペーシングと補給は、200キロくらいまでの距離を走る時の感覚ではいけない事も、すっかり忘れていました。
日中はぐっと押さえて走っていたK澤さんや、マイペースを維持し続けられるベテランのinainaさんを見習わなくては、と反省した次第です。

これで一個目のSRは確定ですが、あと9月の千葉600でWSRなので、それが今年のブルベの最低目標です。しかし600以上になるとさすがに家族の視線が大変です(笑

それ以外で今のところエントリー済みは、埼玉スーパーアタック奥志賀400(これは外せないっしょ!)、Bell Bearチームが大勢出てくれそうな、変態ブルベ、808宇都宮200です。

お一人ずつ返信できず申し訳ございませんでしたが、日記への書き込みをたくさん頂いてありがとうございました。

応援に駆けつけて頂いた拾ユキさん、もりもりさん、キョウコさん、差し入れも有難うございました。とっても元気が出ました!

とりあえずはこれで今年一つ目のSRは達成です。9月の千葉600でWSR達成予定!

BRM508宇都宮400完走 but トラブルばかり。。

10:00スタート−PC1セブンイレブン新藤原店
栃木県宇都宮市福岡町(宇都宮森林公園管理センター) 〜 日光市藤原 距離51.5km


ウェーブ方式のスタートで第2ウェーブ、9時55分スタート。格好いいマッドガードのマドンの方と二人でちょっと抜け出て走り出す。


この方が速くて一緒に走っていたら同時スタートのLEGONメンバーとは早々に分離。ほど無くして停まった信号の再スタートで突然自分のリアホイールが「バキッ!!」と言う音がして回らなくなってしまった。反射的に「ヤバイ。スポーク切れ?」と思いながら降りて見ると、ガーミンのセンサーがスポークに入ってしまっている。
スポークもセンサーを取り付けた一本がちょっと曲がって、リムも大きく振れてます。マドンの方も一緒に停まって心配した下さっていたのですが、申し訳ないので先にスタートして頂き、ブレーキのアジャストを大幅に開放することでなんとか引きずらずに走ることができるようになりました(大汗

途中、塩谷あたりで道沿いにコメリを発見。ここで停車して小さいスパナに(シャマルウルトラはニップルが特殊でデカイので)、Garminセンサーの腕をアジャストするネジの頭は小さくて携帯工具が使えない(!!)ので、小さいドライバーを購入。しばしリムの振れとりを行いますが、振れとり台もなく変にテンションがばらつくと却ってスポーク切れが怖いので程ほどにして、20分後ほどで再スタートします。

スタートからまだ一時間でこれです。。。大分出遅れました。既に追い越して行ったはずのLEGONの方たちを捜して急ぎます。最初の峠でもりもりさん、ロビンさんを発見。声を掛けて前へ行きます。
頂上手前の一段とキツイ坂に入ると、また後輪が突然ロックして、今度は立ちゴケ(恥。。。「またセンサー??」とみると、問題無い。。。わけ分からんと思いながら、”外れてしまった”オルトリープのサドルバッグをもとに戻し、また登り始めます。問題なく走ります。。何だったんだ。。
程なくして峠を越えて、PC1は下りきってすぐのところ。飛ばし始めると、突然後輪がロック、そのまま20メートルほど左右に振られてカウンター宛てながら滑落、「ボッ!!ブシュー・・・」という音とともにタイヤがご臨終となりました。



PC1に到着して再度確認すると、どうやらオルトリープLサイズのバッグのサドル下留め金位置が後ろ過ぎ、ロックが甘かったために外れ、リアタイヤとシートポストの間につっかえ棒のように挟まって後輪がロックされた模様。前回のフレッシュの時は何も問題が無かったので油断してましたが、その後外してから今回また取り付けたのでした。。慌てて位置を変えて、念の為ストラップで固定しました。。予備タイヤ持っててよかった(汗

PC1−PC2セブンイレブン会津田島新町店 103.1km
栃木県日光市藤原〜 福島県南会津郡南会津町田島 51.6km
最大標高差:518m 獲得標高:1615m

上り基調の向かい風、FELTにパワータップSLCの方と、白青GIANTの方とペースが合ってトレイン。程なくPC2着。

PC2−PC3セブンイレブン天栄松本店 162.8km
福島県南会津郡南会津町田島 〜 岩瀬郡天栄村大字下松本 59.7km
最大標高差:514m 獲得標高:1028m



鳳坂峠は800メートル少々とA級山岳ではないのですが、延々と登るので気持ち的に疲れます。途中、橋の上で鷲が優雅に飛んでいるのを発見。。あいにく写真撮り損ねました。ハンガーノックの気配があったので、売店でアイス休憩。話好きのおばちゃんにもうすぐ下りと言われて間に受けると期待を裏切られてまだまだ登りでした。峠を越えて快調に下っていると突然フロントが強烈な破裂音とともにバースト!60キロくらいのスピードからハンドルをまっすぎに後輪ブレーキだけで停車。。。しかし前輪は容赦なくタイヤが外れ、チューブは外に飛び出し、リムがアスファルトを噛む痛ましい音を立てて、リムで走ってしまいました。


無事に停車して道端に退避して点検。リムのガリ傷は走れない程ではありませんでした。大事にしてたシャマルなのでショックですが、補修でどうにかなりそうでホッとしました。
問題はタイヤですが、バックリ切れてはいないようなので、チューブを入れ替えて圧を低めにし、とりあえずゆるゆるとくだってPC3に向かいました。

PC3でよく点検するとサイドウォールが相当やられており、穴もあいているのでいつバーストしてもおかしく無い状態。。。リタイヤも考えましたが、すでに160キロ来ているのでDNFは避けたいところです。考えた末、ガムテープをPC3の7-11で購入、タイヤの内側に2重から3重に重ねて貼り付けました。サイドウォールから見えている状態ですが、何とかいけるか。居合わせたシンさんからロードモーフをお借りして低めの圧でセットしました。ついでに夜の準備も完了。




ここで、運のいいことに、ブルベでよくお見かけするグリーンのクラインの方とお話ししているとタイヤ2本あるよ!とのこと。。同じコースを走るブルベですので、万一の場合は途中でお待ちすることにして少しでも安心材料とさせて頂くことにして、御礼を申し上げてスタートしました。

PC3−PC4ミニストップ小野インター店 208.9km
福島県岩瀬郡天栄村大字下松本 〜 田村郡小野町大字飯豊 46.1km
最大標高差:328m 獲得標高:652m

Pedal Farの方と一緒になり真っ暗な道をすすみます。先にスタートしたシンさんをキャッチ、最後の交差点を左折でPC4のところ、右折しそうになり、危うくミスコースしそうになりますが、
ちょうどPC4を出て交差点に居合わせた拾ユキさんに(やっと追いついた〜)左折だよ!と言われて気づき、PC4到着。
ここでは豚汁とお茶を補給、朝日山の上りに備えてレッグウォーマーと、ウィンドブレーカーを着込みます。自宅に無事の連絡。PC4は有人チェックでした。

PC4−PC5セブンイレブンいわき江栗店 265km
福島県田村郡小野町大字飯豊 〜 いわき市錦町江栗2丁目 56.1km
最大標高差:615m 獲得標高:668m

シンさんと一緒にスタートと思ったのですが、ゆっくりされるそうだったので一人でスタート。先ほどのPedal FarのI藤さんも一緒に、淡々と走ってPC5着。

PC5−PC6 ファミリーマート道の駅はなわ店 311.4km
福島県いわき市錦町江栗2丁目 〜 東白川郡塙町大字塙 46.4km
最大標高差:732m 獲得標高:1087m

ここからが怖い箇所です。また一人でスタート。先にスタートしたPedal FarのI藤さんに追いついて、前を行くもう一人を吸収、田人の辺りまで一緒に。怖いから人数大い方が吉。と思いきや、自販機がたくさん並んでいるところを過ぎて後ろを見ると、誰もいない。。。2人は自販機ストップしたみたい。。。怖いし、何か気配みたいなものも感じます。そして、気絶しそうなくらいに眠い。眠くて力が入りません。

途中2回、犬に吼えられました。一匹は飼い犬で一応つながれているようでしたが、2匹目はたぶん野犬?もうガン漕ぎで上り坂を走って逃げました。道はさらに山道に入り、漆黒の闇の峠を暫く上り、頂上。ここまでクルマが何台か通ってくれたのが気持ち的にすごくあり難かった〜!白い物が道路を横切るのですが、ライトの反射だったみたい。この後トンネルの中でもどうも不思議な声を聞いたり、怖すぎです。

塙への下りは前回の宇都宮で凍傷になりかけたトラウマの道ですが、タイヤのこともあるので慎重に下ってPC6に到着。時間は一時くらいだったでしょうか?また味噌汁で補給して、あまりに眠いので少し仮眠することに。30分くらいと思ったのですが、結局1時間半くらい長居してしまいました。

PC6−PC7 セブンイレブン那珂川町馬頭店 356.4km
場所:福島県東白川郡塙町大字塙 〜 栃木県那須郡那珂川町馬頭 45.0km
最大標高差:228m 獲得標高:484m

ここまでくれば終わったようなもの!?前を行くデビッドさんともう一台をパスして、トレックのキャリア付きの剛脚さんとランデブーで那珂川に入る辺りで朝日を拝み、PC7着。やっぱり夜が明けるとホッとします。

PC7−GOAL 宇都宮森林公園管理センター 402.3km
栃木県那須郡那珂川町馬頭 〜 宇都宮市福岡町 45.9km
最大標高差:150m 獲得標高:595m

睡眠不足でいつもの元気がないGiant乗りのK藤さんと入れ違いに、最後のPC7を一人でスタート、もう時間はどうでもよくなっているので、かなりポタリングムード。途中、初めて見る、ヤマハの大型ラジコンヘリの農薬散布を目撃して見学(以前やってたので。。)したり。あと20キロ地点でバックミラーをみると、例のクライン氏とGIANT乗りのPedal Farな方が激走してきたので、それに乗せてもらって鶴カントリーの上りで千切れながらもなんとか無事にゴール!タイムは21時間56分でした。

ともかくタイヤがもってくれてヨカッタ〜!

400は体力的にやはり一番キツイ。
寝不足で出走しないのが吉ですね。

ツール・ド・八ヶ岳

タイム1時間34分53秒。。。体重76キロ也。

なるしまのム○タさんがヘビー級優勝。1時間15分台。
ム○タさんは一昨年の忘年会で色々教えて頂いた方でボート出身の身長185センチは優にあるホントのヘビー級な方。
今後の目標にさせて頂きます!

やっぱり減らない体重をけなげに減量しようとするより、ウェイトで筋力鍛えた方が自分にはあってるような気がしはじめています。

何故かシクロワイヤードに写真が載ってました(笑


BRM410千葉300


[スタート:道の駅しょうなん(手賀沼)→つくば市不動峠→PC1:セイコマート八郷小幡 63.4km

今回はウェーブスタートで、私は7時10分スタート。ウェーブの方が時間がキチンとするので安心ですね。

ブリーフィングでは利根大橋まではゆっくり走行してくださいとのことだったので、隊列に入って暫くゆっくり進むも、利根川付近からちょこっとペースを上げる。
先日の富士山200でパンクの後しばらく一緒だったDE ROSA IDOLの方となるしまの方が筑波点前で少し一緒になて、IDOL氏とちょっとお話し。
その後、LEGONのお見送り組のPineさん、ぼろっき〜さん、キョウコさんと少し並走。ぼろっき〜さんのLOOK595、かっこいいですね〜。

園都市手前でもりもりさん、KUROさん、ヒデさん、ひらけんさんらと遭遇、ちょこっとお話ししながら走る。
その辺りからPC1まで、先日の地獄の宇都宮300で見覚えのあったGIANT DEFYに乗ったK藤さんとランデブー。いつものことなのですが、ほぼ100%週末一ライダーの自分の場合、
走り出すと脚はすぐに乳酸漬けに。。。大体30から50キロ走ったところで乳酸も抜けて脚が回りだします。この日だとちょうど不動の手前くらいでしょうか。それでもどうも今日の調子はよくないみたいで、あまり負荷を上げられない感じ。K藤さんは私よりもさらに体が大きくて平地はすごくパワフル。「上りは苦手で。。」と仰っておられましたが、初の不動峠も私より少し速く登頂、そのまま一緒にPC1へ。
PC1で先頭を走っていたかた(K藤さんのお知り合いで確かトレックに乗っておられた埼玉の何とかさん。。。多分inainaさんのお知り合いです)に追いつくが、補給で入れ違いに。
追いついてきた2名のライダーが先にスタート。

■→筑波連山(峠三昧)→笠間駅→PC2:7-11もてぎインター 124.6km
K藤さんとPC1をスタート、先行する2名の方を抜いて走っていると、きのこ山への右折箇所で先行していたK藤さんが消えた。。。
どうもそのまま直進して、スタッフによるとそのまま下まで降りてしまったらしい。
ということで、きのこ山、足尾山から吾国山への筑波・加波山縦走は淋しく一人旅。。きのこ山のシークレットPCでコーラとバナナを頂く。

この辺りは母方の実家付近でもありちょこちょこ走っていたのですが、我国山から道祖神峠に抜ける道は知りませんでした。まっすぐ登るときっつい道祖神峠ですが、このルートの方が気分的にもいいですね。

PC2はもてぎ付近。ちょうどエコクラシックの日だなあと思いながらPC2。確か12時39分着でした。
こちらではパスタと水分を補給。イチゴどら焼きを頂戴してポケットに。15分くらい大休止するが後続は誰も来ず、一人でスタート。道の駅でスタッフおすすめのとち乙女ソフトクリーム?と思うが、それほど欲しくないのでスルー。

■→水戸→茨城町→PC3:7-11玉造上山 197.3km地点
この時点ではまだ常陸大子の弥満喜で軍鶏を。。。などと思っていたものの、走り出すとえらく遠回りになることにきがついて取りやめ。。。
となると時間を気にして走ることに切り替えるが、PC2からず〜っと向かい風で、徐々に強くなってくる。筑波山縦走で消耗した脚には辛い。
比較的単調なコースなので飽きてきたが我慢してペダルを回し続けると、ツインリングの山に。ちょうど山越えのところでサーキットが少しだけ見えるのですが、T岡選手が抜け出した云々というアナウンスが聞こえました。。LEGONの皆さんの順位は?などと思いながら背伸びしてもよく見えず、諦めて通り過ぎます。

単調な向かい風区間で消耗。途中で暑くなってきたのでレッグウォーマーを外すのに7−11に寄り道&トイレ。レッドブル飲みながらレッグウォーマーを外して背中のポケットに。
新しいLEGONジャージって、ポケット小さくないですか?レーシングレインジャケットにレッグウォーマー、財布でパンパンです。。。

PC3到着後、何故かとてもお茶が飲みたくなり、麦茶&レッドブル。肉まんとおにぎりで補給。店員さんに「今日はレースか何か?何人か来たよ。」と言われる。
あれ?2番手だと思ったんだけどさっき抜かれたか?

■→潮来市佐原駅→PC4:ローソン多古南 253.2km
これもまた単調極まりない向かい風コースでした。向かい風のせいでしょうか、少し頑張っても25キロしか出ません。こんなとき意外とハンガーノックだったりするのでイチゴどら焼きで補給するも、変わらず。。。もうしゃあないので軽いギヤでクルクル行きます。

水郷佐原にて、気持ちが折れそうだったのでさつまいもソフトクリームを補給してリフレッシュ。。。それにしても今回は誰も追いついてこないし、前にも追いつかない。。。


PC4手前で日没、中華LEDを点灯。PC4で705に補助電源を繋ぐと何故か次ぎのルートがメモリーから読み出せない。。。仕方なくスイッチを入れなおしますが、その際にスタートボタンを押し忘れたのか?
なぜかこの日はPC4までしかログが取れてませんでした。。。ショック。

■→酒々井町→印旛→木下→Finish:手賀の丘公園入り口のファミマ 304.6km
この区間、夜間走行ですが、佐原方面の標識がずっと出ていて逆戻りしているような感覚に。チェックしますが問題ないようなので進みます。夜になって風も落ち着き、向きも追い風気味なので、幹線道路を外したいいルートで順調に30キロオーバーで距離が稼げました。今回一番快適な区間だったかも。
ゴールファミマに8時19分着でした。

■→道の駅しょうなんまで 310.4km
一応ゴール後ではあるものの、この区間がちょっと迷ってうろうろサイクリングロードを探したりしますが、なんとかスタッフの待つ道の駅に到着。私が2番目で13時間29分でした。。グルメもやめたのに12時間台達成ならず。風の区間で集中力が切れました。先頭フィニッシュの方は12時間49分だったとのこと。速し。。。

スタッフさんから暖かいコーヒーを頂いて、しばらくLEGONの皆さんをお待ちしてみますが、どうもすぐには入ってこないと思われたので、後ろ髪を惹かれましたがお先に失礼しました。
あとで日記で拝見したら皆さんグルメ?などもされて無事ゴールされたようで何よりでした。皆様お疲れ様でした!

多分これが今年最後の300かな?あとのブルベは再来週のフレッシュと、400以上からの超ロング。
今回は先週の宇都宮300で凍傷でやられた指が心配で天気の割にはちょっと重装備でしたが、それでもまだ背中のポケットと小さいサドルバッグにベントウボックス、ツール缶に収まるくらい。
400以上になると、ライトやとレインウェアなども少し見直さなくてはなりませんね。

BRM410千葉300つくば

5週連続ブルベ最終回は千葉300つくばです。
この後のブルベは4月24日のフレッシュと400、600以上のみの超長距離を予定。
おそらくTTできるブルベは明日が最後と思われますので、メディオ域で300キロ走破して来たいと思います!

先回の宇都宮300の教訓を生かして購入した携帯も便利そうなパールのレインウェアを持参する予定です。モンベルのゴアは持ってるのですが、携帯が難しいのでこれまでに使ったことがありません。。。もったいない(汗

http://www.pearlizumi.co.jp/goods/detail.php?gdid=901

今のところ曇りの予報ですが、太平洋の水温は今だに異常に低い水温だそうですしね。

宇都宮300でも立ち寄った、常陸大子の弥満喜さんには、近くをまた通りそうなので軍鶏丼を頂きに立ち寄りたいと思っています〜。

BRM403宇都宮300−春の極寒ブルベ辛くも完走


403宇都宮300完走メモ

前日の宇都宮地方の予報を見ると気温は2度から13度。
今回、帰りのクルマでの居眠り運転も心配だし、便利そうなので、新幹線での宇都宮入りのため、装備を絞り込みました。

予報を鵜呑みにして、平地では多少暑い位だろうということで、アッパーアウターは対応温度と気象条件の幅が広い、2XUのMembrane Cycle Jacket。
グレーの地味なカラーなので、来たまま宇都宮餃子食べに行ってもOK(笑

”前面に8000mmH2Oの高い耐水性と、M/P10,000gm/m2/24Hの高い吸湿速乾性をもつ8/10Membraneを使用しているので、風はもちろん雨や雪が降って来ても水を通さずかつウエア内の湿気を外に逃がします。背面は前面より透湿性の高い、起毛素材のVELOPROを採用しています。しなやな暖かい生地で、ウエア内の湿気を逃がし体をドライに保ちます。”という一品。ならば多少の雨ならカッパも不要だろうということで。インナーは、Wiggleで購入したら直前に到着した”dhb - Earnley Round Neck Long Sleeve Base Layer”1971円也。これは今回初めて着たもので、保温性など確かめておりませんでした。
もしかして今回最大の失敗だったかも。

下はいつものアソスのレーパンに、パールのレッグウォーマー。カンパのエアブロックでないシューズカバーと、パールのサーマフリースのグローブ。アイウェアは、ルディ・プロジェクトのエクソウィンド・レーシングの調光レッドレンズをチョイス、ヘルメットはOGKのモストロに、今回は夜間走行になるので、ヘッドランプ付き。いずれも、やはり予想より暑くなった場合を想定した装備で現地入りしました。

7時、スタートからPC1
宇都宮 - 常陸大宮(御前山) 70.1km、9:28着

inainaさん、Jewelyhillsさん、このところのブルベでちょこちょこお会いしてる”とどにい”さん、今日はスタッフのtb−1さんや神奈川のマヤさんにもご挨拶。
暫くするとba-mosさんも登場。

ところがスタート前のブリーフィングで突然の雨。。。空も暗い。晴れんじゃなかったのかよ〜。
しかし今日は電車なので着替えもないし諦めるしかない。
ウェーブ方式のスタートで、私とba-mosさんは第3ウェーブでスタート。
風も弱く、平地は35キロ程度で快調に飛ばして、途中から5,6台のトレイを形成。
後ろの方々はなかなかローテに入ってくれず、登りで抜かれたりしながらPC1に到着。
ここまでは早朝でも気温も穏やかで、まあまあいいペースで進みました。

PC1からPC2
常陸大宮(御前山) - 大子 37.5km (107.6キロ地点)11:26着

PC2までも快調に進む。
いつもブルベは独走が多いので、ba-mosさんに牽いてもらうと”え、こんなに楽だったの?”って位に漕がなくても進む。。。すげー。
いやいや、これじゃ練習にならないし、と少しずらしたりしながら走る。

PC2チェック時点でba-mosさんのタイヤがバースト寸前になっているのを発見。修理して、PCから900メートル地点にある軍鶏料理のお店”弥満喜”さんに。
常陸大宮は軍鶏が有名らしい(良く知らないが。。)

偶然tb−1さんに遭遇。なんとinainaさんのMixiの書き込みを見ていらしたそう。inainaさんも少ししてから合流して、軍鶏丼を4人で頂きました。
これが大変美味で、鶏肉とは明らかに違う歯ごたえと濃厚な卵。堪能させて頂きました。

PC2からPC3
大子 - 勿来  65.8km (173.4キロ地点) 16:05着

ということでPC2では軍鶏丼と都合一時間ほどは滞在。さ〜そろそろ行かなくちゃ、と思ってスタートしようとしたら、今度は自分のフロントがスローパンク。。。かなーり集中力がなくなります。

とりあえずエアだけ入れて様子を見ることに。信号でinaさんが先に行ってしまったので、大子からの長い登りをba-mosさんと延々登る。雨が降り出したと思ったら、常陸大子と高萩町の境辺りで雪に。このあたりから劇的に気温が下がる。峠を越えると雨に変わるが路面も完全ウェット。ヤバイ。靴の中も床上浸水だし。手もぐちゃぐちゃ。。。ダム湖に差しかかったところで、フロントのエア抜けに気がつく。タイヤ交換にダム湖売店の軒下を借りて修理。停車すると、余りの寒さに震えが止まらない。ba-mosさんに至ってはLEGONジャージと別の半袖2枚が重ねに指きりグローブで自分より軽装。意外と大丈夫そうに見えたけど相当答えてたみたい。食堂の中で食事をしていた参加者が二人いて、中でおばちゃんが休んで行けって言ってると伝えられて、お言葉に甘えて中でお茶を頂く。お茶を二杯、コーヒーまで頂くが、寒さは変わらず。相当ヤバイ。。。とっさに思いついて、おばちゃんに新聞紙が無いか聞くと、ありました!茨城新聞?くしゃくしゃに丸めてウェアの下にba-mosさんと詰め込みます。これで少しは違う筈。。いや違うに決まってる!

意を決して下り開始。手の震えで自転車まで揺れますが、我慢してこぎながら飛ばしてPC3に。
この時点で約170キロなんだけど、時刻はもう4時。9時間で170キロって。。。焦ります。。。
しかもここでまたスローパンク発見。2本目のチューブに交換。
カップヌードルで補給。じっとしててもどうにもならないのでba-mosさんに促され、意を決してまた走り出す。

こりゃーやっぱり今日終電で帰宅は無理か。。

PC3からPC4
勿来 - 塙  47.8km (221.2キロ地点) 19:07着

福島県の田人に向けてダラダラ上りを登り続ける。道志道みたいなルート。
朝日山に繋がるピークあたりは回りは積雪していて白い。ようやくピークを超えて下り開始。
もう回りは真っ暗。そして相変わらず極寒。さっきおばちゃんにもらった新聞紙が無かったら間違いなく耐えられなかっただろう(おばちゃんありがとう!)。

ba-mosさんと2台、中華ライト2灯全開(1500ルーメン!!)で下る。
しかし霧?雲の中を走っているようでゴーグルが使い物にならず、ポケットに入れているためか、目が凍りついたようになって(ドライアイ?)あまり良く見えない。おまけに道路の白線が薄くて見にくく、とても一人では怖くて走れたもんではない。そんな状態だけど、ba-mosさんは飛ばす飛ばす。付いていくのがやっとでした。

途中一瞬ミスコースしそうになりながらも705のナビに助けられる。今回二回ほど同じパターンがありましたが、この環境でもコマ図とキューシートだけで走っている方々には畏敬の念を抱きます。。。俺なら遭難しています。延々と暗闇をひた走り、やっと明かりが見えてきた!と思ったらPC4でした。。よかった〜。

PC4ではまたパスタを補給。ここで私はインナーに薄手の軍手を、ba-mosさんは厚手の軍手を購入。お店の人に”カイロ無い?”と聞いてみるも、もう4月です。あるわけがない。。。
カッパも考えますが、ばたついて走りにくいので却下。雨はもう終わっているし、ケイデンス上げて暖めるしかない(泣

ここで10時半の最終新幹線は諦めて自宅に電話。。。残念ですがこれで気分は多少スッキリ。

PC4からPC5
塙 - 那珂川(馬頭) 44.8km (266キロ地点) 21:33着
細かいアップダウンの連続。PC4までよりは道路に街灯も遠慮がちにあるので、恐怖感はだいぶ薄らいだ。
もう脚も無いので登りは坦々と、下りは1500ルーメンの中華ビーム全開で飛ばす。

高度は大分下がってきた筈なのに、まだ気温は低くて2度くらいしかない。走ってないと凍えるのは変わらず。
アンまんとおにぎりで補給、ビタミンウォーターを足して出発。

PC5からゴール
那珂川(馬頭) - 宇都宮 45.9km (311.9キロ地点) 23:49着

もうまもなくゴールのはずなのに、細かいアップダウンがまだ入るし、なかなか着かない。
ゴルフ場を超えて、最後の森林公園の登りを越えて、ようやくゴール!
あ〜、しんどかった。。

(総括)
距離300キロ少々、標高4000メートル程度ということで、それほどの難易度では無いはずだったのですが、軽装のまま2度、1度の気温の中を夜間も含めて長時間走り続けるのはとても危険です。
特に気温の差が激しい春先のブルベでは、防寒具は必携、インナーなども最悪の場合を想定しておかなくてはならないと、今回改めて思わされました。ドラえもんのポケットみたいなフロントバッグ持参の
inainaさんを少し見習わないといけませんね。自分の準備が甘かったわけですが、今回はとにかく無事完走できただけでもホッとした、過酷なブルベでした。

ゴール後は宇都宮の南大門まで自走、袋に入れてフロントでバイクを預けて、色んな風呂に入り、満員に近い仮眠室で3時間ほど眠り、翌日始発の新幹線で帰宅〜。
皆様お疲れ様でした!

走走行距離
328.72キロ
獲得標高
4、736M(by Garmin)